【パーソナルジム監修】ダイエットで焦ると失敗する理由3選

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こんにちは🌞
パーソナルジムWAPLEの植杉です。

今回の記事は
ダイエットは焦ると失敗する
をテーマに情報発信します。

ストイックに頑張ったはずがうまくいかなかった…。

そんな経験のある方は必見です。
ダイエットを成功するにあたって重要な考え方をお伝えします!

焦るダイエットは失敗しやすい

タイトルの通り、ダイエットは焦ると失敗しやすいものなのです。

1ヶ月で10kg減らしたい
食事を極限まで削って早く痩せたい

こんな想いで過酷な食事制限や運動に挑戦しても、その多くは厳しすぎるが故に継続できなかったり、身体への負荷が強すぎて体脂肪が減らないと言う事態に陥るリスクが付きまといます。

効率的にダイエットを進めるには、無理ないペースでの食事管理と運動の計画が欠かせません。

焦ったダイエットを避けるべき理由3選

本章では焦って行うダイエットによるリスクについてより詳しく解説していきます。
ハイペースのダイエットを全て否定するつもりはありませんが、基本的にはおすすめしないというスタンスで本章を執筆しています。

①継続性に欠ける

ダイエットというのは
消費カロリー>摂取カロリー
という環境に身を置くことで成立するものです。

この環境を作るには「摂取カロリーを減らす」 消費カロリーを増やす」のいずれかは実施する必要があるため、ダイエットでは食事管理や運動が効果的とされています。

そして焦って急なダイエットをするということは、よりハードな食事制限やハードな運動が必要になるということなので、キツ過ぎて挫折するリスクが高まることは言うまでもありません。

ストイックな性格の人ほどこうしたハードなダイエット計画を立てがちですが、その多くは挫折と反動でのリバウンドに苦しむ傾向にあります。

詳しくは後述しますが、人間が1ヶ月で減らせる体脂肪量はせいぜい3kgが限度です。
最速でも3kgしか体脂肪は減らないことを頭に入れておけば、無謀なダイエット計画は立てにくくなるのではないかと思います。

②筋肉量の減少

まず初めに人間を構成する成分(※)は大まかに「体脂肪」と「筋肉」であると認識しておきましょう。
※厳密には水分や骨などからも構成されますが、ダイエットにフォーカスする時は考慮する必要はありません。

そしてダイエットにおいて大切なのは、筋肉を残して体脂肪を減らすこと ですが、焦って行うダイエットでは体脂肪ではなく筋肉量が減るリスクが高まります。

人間は極度の低栄養状態や疲労状態においては、予備のエネルギーである体脂肪を消費することを拒みます。
この状況下でエネルギーを補うなると、筋肉を分解してエネルギーを生産するしかなくなり、急なダイエットで筋肉を失う理由の一つになるのです。

筋肉量が減ると

見た目が緩む(体重が落ちたのに引き締まらない)
体力が落ちる(日常のちょっとしたシーンで疲労を感じる)
免疫の低下

などなど、心身の健康面に重大な悪影響を及ぼします。
ダイエットでは焦らず程よいカロリー管理を継続することで筋肉量の減少を抑えましょう。

③体脂肪の減少スピードには上限がある

人間という生物には体脂肪の減少スピードには上限があることも焦るダイエットをおすすめしない理由の一つです。

過酷な食事制限をしようが、一定期間内に減らせる体脂肪量には限界があります。
体脂肪量の減少ペースの上限は体重や体質による個人差はありますが、1ヶ月に2~3kg程度が基本です。

このペースを超える体重減少があった場合、大抵は筋肉量や水分量の減少によるもので、本質的に痩せた(体脂肪が減った)とは言えないでしょう。

「1ヶ月で-10kg!」なんというフレーズはSNSや健康食品の広告でよく見かけますが、果たしてその10kgのうち、体脂肪はどれだけ減ったかは分かりませんね…。

本章の内容から、ダイエットのペースは2~3kg/月程度が適切であると言えるでしょう。
ダイエットと体重管理についてはこちらの記事もおすすめです↓

1日の体重変動に一喜一憂しない! 体脂肪が落ちるペースは1日50gくらいがベスト

ダイエットは焦らず計画的に

ここまでご覧いただいたあなたは、焦ってダイエットをするのは危険であることを理解いただけたはずです。

早く痩せたいと言う気持ちは誰もが持つものですが、過酷な食事制限や運動計画は心身の健康を害する上に、仮に短期間で大幅な減量を実現しても、体脂肪ではなく筋肉を失うリスクが高まるばかりです。

ダイエットを計画するときは、1ヶ月に2kg程度を目標に掲げて「栄養バランスを整えた食事」「週に2~4回の運動」を心がけましょう。

こうした無理のない取り組みを継続することで着実にダイエットが進み、あなたの人生を豊かにしていくのです。
この記事をご覧のあなたが焦る気持ちを抑え、楽しくダイエットに取り組んでいただけることを願っています。

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